地車 in 大阪城 コンセプト
大阪は昔から文化発祥の地として、日本経済の中心地として栄えてきました。
しかし、ここ数十年の間、世界経済のグロ ーバル化が進むなかで、あらゆる資本(人・モノ・お金・情報)が首都に集中するようになり、一時期、大阪の地盤沈下が叫ばれていましたが、昨今インバウンドの効果もあり賑わいをとり戻しています。
しかし、まだまだ大阪の文化を発信しきれているとは言えず、この賑わいを一過性にしない為にも、大阪ならではの名物として、賑いの原点である「だんじり」をイベントとして活用し、継続的に盛り上げていきたいと考えます。
本イベントは、地域貢献・伝承文化の継承・青少年健全育成・インバウンドによる経 済効果上昇を目的としています。
各地域自慢の地車祭りも少子化の問題を抱え、参加する子供たちが減少し巡行の中止を余儀なくされる地域もあります。
大阪城に集まり、他の地域との交流がそれぞれの地車の魅力を再発見させ、また、人的な行き来を助長することで、各地域の祭りが活性化することに繋がり子供たちの参加にも影響すると考えます。
継承には少子化の問題もさることながら、他の地域と交流することで、自町の地車を見直し、修理や新調に対し 積極的に取り組む姿勢を醸成します。
魅力的な地車に子供たちも憧れ、参加へと繋がると考えます。
「地域で子供たちを育てる」ということが懐かしく思える現代、地車への参加は、規律や上下関係を学び、時には叱られることで青少年の成長の一助になり、後輩へと受け継ついでいくコミュニティを醸成します。
4訪日外国人の増加が著しい今日、訪日目的が買い物、観光から、日本の文化への憧れへと変化しています。
地車は大阪文化の代表の一つであり、今後の認知拡大や参加性を高めた情報発信により、インバウンドを継続的に確保できる魅力あるコンテンツに昇華できると考えます。
地車(だんじり) in 大阪城 実行委員長から挨拶
大阪と大阪城を盛り上げる催事のとして、2012年に始めました本イベントも、今年で8回目となります。
昨年は2日間でのべ約7万人と大阪府一円から32台の地車の参加を頂き、大盛況となりました。
これもひとえに、ご協賛いただきました皆様と、開催にご尽力いただきました関係者の皆様、そして、参加いただいている地車の皆様のご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。
毎年恒例となった秋のだんじりシーズンの最後を飾る一大イベントとして、本年も11月2日〜3日、開催する運びとなりました。
しかしながら、約35台の地車の輸送費や会場造作、警備費の高騰などから、毎年、非常に厳しい運営 を余儀なくされているのが現状です。
大阪の晩秋の風物詩として定着した本イベントを無くさず、半永久的な継続と、加速するOSAKA- EXPO2025の一助として、昇華、成長できますように、皆様のご指導とご協力が不可欠な状況です。
何卒、ご理解を賜りまして、ご賛同の程、宜しくお願い申し上げます。
たくさんの皆様のご参加とご来場をこころよりお待ち申しあげております。
地車 in 大阪城 2019 実行委員長 武田清司
地車 in 大阪城 2019 開催概要
名 称 | 地車 in 大阪城 2019 |
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開催日時 |
2019年11月2日(土)10:00〜20:00 2019年11月3日(日・祝)10:00〜17:00 |
実施場所 |
【メイン会場】大阪城公園・太陽の広場 【だんじり巡行】大阪城公園内(森ノ宮駅前噴水広場~極楽橋前) |
参加地車 | 33台(大阪市内中心に東大阪・大東市・富田林市・羽曳野市・尼崎市 他) |
主 催 | 地車(だんじり) in 大阪城 実行委員会 |
後 援 | 大阪府・大阪市・大阪商工会議所・(公財)関西・大阪21世紀協会・大阪観光局・大阪ロータリークラブ・大阪府教育委員会・大阪府社会福祉協議会・大阪市社会福祉協議会 等(順不同)(申請中) |
協 力 | 関西五社会(マスコミ)(以上予定) |
来場者数 | 約10万人見込み |
出店ブース | 30店(飲食・企業協賛 等) |
ご協力・ご協賛のお願い
イベントの成功に向かって、皆様のお力をお貸しください!